北上市議会議員 星あつこ 2024年新春号 議会活動ニュース

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行政の使命は
「困りごとを少なくすること」
政治の使命は
「困りごとがない社会をつくること」

目次

北上市議会では ・・・

◆2年ごとに所属委員会などが入れ替わります。わたしは、
産業建設常任委員会
議会広報委員会
北上地区広域行政組合議会(火葬場/し尿処理)に所属。

◆2020年12月からYouTube録画配信、2023年3月からライブ配信を実施。

◆市長へ政策提言をするために常任委員会ごとに2年をかけて、調査・研修・研究を行います。

◆議員のなり手不足解消のため、市民との意見交換・研修・年間の活動量調査を行っています。

条例に反対する!2023年3月

 「北上市一般職の職員の給与条例の一部を改正する条例」
 部を超えて業務調整が必要となる場合があるため、全体の業務を調整し、技術的な助言や指導が図られるよう、部長級の「技監」を新たに設置する。

[反対の理由]

 現在、部を超えての業務があっても十分な調整で解決できている。

 新たに部長級の階級を増やす必要性もなく、「技監」が部長級である理由も妥当ではない。

請願に賛成する!2023年6月

「インボイス制度の延期を求める意見書」

[賛成の理由]

 制度の導入は、中小零細事業者の廃業増加や地域経済の衰退に拍車をかける。

 他にもコロナ禍や物価高騰などで苦境に立つ事業者に追い打ちをかけるもの。

 また、周知も不十分で混乱を招く恐れがあり、経済動向を見定めた判断が行われるべきであることから延期を求める。

請願採択に賛成討論! 2023年6月

「ゆたかな学びの実現・教職員定数改善のための政府予算に係る意見書」

提出者:岩教組花北遠野支部/和賀支会

  • 教育環境改善のため、教職員の人数の法改正をしてほしい。
  • 教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を引き上げてほしい。
◆星は採択すべきと賛成討論

[結果]採択(賛成:14 反対:11)

発言と提言

北上駅西口再開発事業柔剣道場・弓道場新築について

 柔剣道場と弓道場は合築で建設。さらにウエルネス(健康)をコンセプトにした賃貸住宅やスポーツ施設などの民間収益施設と併設。

【星】各競技団体から要望が出て協議をしていると思うが、半年の雪の期間を考えると弓道場の屋根は必要ではないか。
 全国では事例は少ないが屋根付きの道場もある。
 また、矢の飛び出し防止ネットは考えていないか。

【市】全体に屋根をかけることは難しいが、審判席・射位・的場・矢取道・看的所には屋根を付ける。
 矢の飛び出し防止ネットは不要と考える。

念願!北上市も導入!

パートナーシップ宣誓制度導入

【星】事実婚カップルを対象外とした理由は。

【市】性の多様性を尊重していくための取り組みの一環という観点から今回は対象に含めない。

【星】当事者からはどのような要望や意見が出されたか。

【市】4名の当事者から3回意見聴取した。
 病院での症状説明や面会、住宅への入居時など不都合が生じており、戸籍上の家族、異性間のカップルと同様の対応を望むとの要望が出された。

【星】企業・医師会・不動産業者など行政サービス以外への働きかけは。

【市】民間事業者に理解を求めていく。

【星】アウティング(暴露)はさらに当事者を傷つける。防止への対応は。

【市】市民に広報・啓発を行っていく。

少子化の何が問題なのか

少子化問題は人権問題政策にジェンダーの視点を!

 国は「異次元の少子化対策」をうたい、30年間少子化対策・子育て支援策を打ち出してきたが歯止めがかからない。

◆国が子育て支援をいくら充実しても少子化を解決できない。今こそ、その現状の分析と検証こそすべきではないか。

◆「少子化は数の問題ではなく人権の問題」という認識の重要性を多くの専門家が指摘しているようにジェンダーの視点が欠如していると成果は望めない。

◆人口問題と子育て支援策がすべて少子化に結び付けられ、一色単に進められていることに違和感を覚える。(未婚者・こどもを持っていない人・子育て最中の人が全て少子化対策に誘導)

◆こどもを産むか産まないか、いつ、何人産むかは個人が決める。女性は人口政策の調整弁ではない!

議員のなり手を増やすには何が必要?フォーラム開催 2023年8月27日

[議員の現状と課題・調査・研究]

・現在の議会は、通年議会であり活動量も多く仕事との兼業が困難

・4年のみの任期であり、選挙にも経費がかかる

・社会保障=議員年金の廃止(H23)で厚生年金から国民年金に/健康保険は国保

・仕事を辞めて立候補するには若い世代にはリスクが大きい→企業の理解必要

・議員報酬は、生活給と同等の額に→R2から報酬を5万円増の40万1千円に改定

・議員定数は、市民の声を反映させる市民対象ワークショップで意見の聴取結果、26名の現状維持という結論に至る

・さらなる議会の発信強化→議会の議論の見える化/議員のやりがいのアピール

[多かった市民の意見]

・議員削減は、多様な意見が届かなくなる
・さらに当選ラインが上がる
・逆に立候補がしにくくなる
・議会からの提案は自ら議会を否定する

フォーラムから自分に問う

議員の魅力とはいったい何だろう?

 自分が質したものや提案が行政に取り入れられ、事業化されたり施策が是正されたり多少でも社会に貢献できたと実感できた時!

経費削減のための議員定数削減は偏向?

 審議会からは、依然として経費削減を求められているが、広報やSNSなどで議会発信を強化、委員会活動をさらに活発化すれば経費が増える。

 その反動として経費削減策を議員定数削減にすり替える事はいかにも愚か。

 逆に議会は、予算獲得に動かなければならない。

議員の社会保障制度充実は必須だ

 現実に志だけでは立候補は出来ない!

 報酬を含めて社会保障を充実させ、若い世代が立候補しやすい環境をつくる事が急務。

 そのためには国へ働きかける行動が必須。

なぜ議員は「給与」ではなく「報酬」なのか?

 給与は雇用契約を交わし、契約内容に基づいた労働への対価。報酬は雇用契約なしに働いた対価。

 議員は、市との雇用関係はない。

 あらためて、市長と議会は対等であり、二元代表制の意味をかみしめる

北上市の喫緊の課題を政策提言 〈産業建設常任委員会〉「深刻!」

中小企業の人材不足!!

[現状・課題]

・大企業/大手の進出により、さらに人材確保が厳しくなった
・大手には採用条件がかなわない、競争できない
・市外からの通勤者を確保したいが、北上市は住宅事情が厳しく、家賃も高い
・労働環境の改善をしたいが、手が回らない
・有効求人倍率が高いことがいっそう離職による人材流出を後押ししている
・採用後のミスマッチ(3年目頃の退職)が多い

提言

1.様々な層から北上で働き生活する事が選ばれるよう企業イメージアップ、奨学金返済支援など認知度向上策を充実させること

2.中小企業が、賃上げなど国・県・市の支援施策と一体となった取り組みが出来るよう制度の周知と対応、ワークライフバランス実現・更衣室やトイレ・食堂・福利厚生を含めた働きやすい職場環境の整備への支援を実施すること

3.社宅・社員寮を自社整備する事業者への支援策、従業員の住宅手当への助成など生活基盤整備の支援を研究すること

4.提言1~3を効果的に推進するための体制および仕組みづくりの構築及び支援を実施すること

[私の思い ~時代は変化している~ ]

◆各企業努力による従業員確保策は重要だが、思いはあっても実施まで至らないのが現実。

◆大企業の進出が、当市のものづくり産業を疲弊さては本末転倒であり、担い手の確保は喫緊の重大課題である。

◆当市はこれまで、企業にとっての優秀な人材育成を支援してきた。これからは、労働者にとってワークライフバランスを重視した企業かどうかが問われる時代。働き手に喜びや幸せを感じさせられる企業育成支援に転換すべき。社員を大切にする企業は定着度も高い。

◆行政としてウェルビーイングの視点を経済ビジョンの中に位置づけ、希望する企業に対しての支援策を検討するべき。

◆ウェルビーイングとは???

健康、幸福、福祉が肉体的、精神的、そして社会的に満たされた状態が続くこと

従業員が心身ともに健康になり、意欲的に業務に取り組むことができる

・人材の確保 ・生産力
・製品の品質 ・顧客満足度など向上

三方よし!
(労働者・企業・北上市)

わたし反対です!

【し尿処理料金値上げに反対しました】

 物価高の折の値上げは、市民にとって厳しい。

 100%受益者負担の考え方は納得できない。

【窓口業務の民間委託に反対しました】

 「個人情報の取扱い」、「経費削減効果がない」、「業務の切り分けが困難」、「偽装請負対策必須」「職員の経験喪失」など問題点が多い。

 そもそも行政は企業ではない。

 コストと効率を最重視する姿勢こそ問題だ。

議会は何が課題でどのような議論をしているのかもっと見えるようにして

こどもを産むのは北上市のためではなく自分の人生を考えてなんだよね

これからは労働者や家族が幸せを感じることが出来る会社が人材確保に成功する時代なんだね

政策にジェンダーの視点は重要だわ

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